名前を好きになったエピソード 「聖子」

◆珍しい苗字

私は、明治元年から続く能登の伝統あるつくり酒屋の7代目として生まれました。

苗字がとても珍しいので(石川県内で2件しかない苗字です)インパクトが強く、名前よりも苗字で呼ばれることが多かったですね。

 

聖子という名前は、祖父が名付けてくれたそうです。

当時新聞で田辺聖子さんの小説を読んで感銘し、「本をよく読んで素敵な才女に育って欲しい」と願って名付けられたと聞いています。

代々続く家柄だったため、厳格な考えの祖父は 私が男で生まれたら「一誠 いっせい」と名付けるつもりだったとか。

 

◆聖子

小学校の時は松田聖子さんを例にあげられることが多かったのですが、アイドルのイメージと「子」という漢字が古くさくてダサイと感じていました。

また、苗字が珍しいため 高校や大学時代は「金ちゃん」と呼ばれることが多く名前に対するイメージはあまり強くありませんでした。

 

◆造り酒屋の女将として

150年続く老舗の造り酒屋として伝統を守りながら、インターネットを使った発信や酒蔵見学など様々なチャレンジをしています。

同姓同名がいない名前であることや、外国人の方に「セイントチャイルド」とご説明すると喜んでいただけることなど、若女将のブログの紹介や酒蔵の説明の際に名前を覚えてもらえることが、今となってはとても役に立っています。

 

◆聖子さんプロフィール

清酒「大江山」醸造元の松波酒造株式会社(http://www.o-eyama.com/index.html)の若女将。

明治元年より奥能登の地にて能登杜氏による極寒仕込みの酒造りを手がける酒蔵です。

 

「名前」には物語がある。
 
あなたが生まれてきた証でもある。
 
名前を愛するすべて女性のために・・・
 

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